Growth Engineer

家庭とか組織とかサービスとか、いろんなものに対してエンジニア的な視点で育成してみる話

家庭内有給休暇制度

ネット上で見かけた「母親の家庭内有給休暇制度」がとても良さそうだったので我が家にも導入してみることにした。

母親の有給休暇

自分が見かけたのは年に何日か「お母さん」をやらなくても良い日にする権利で、有給休暇をとって家庭に制約されずに出かけたり(例えば旅行に行ったり)するようなものだった。

確かに当分の期間0歳児が自立生活するのは難しく、誰かが常に見ておかないといけないわけである。

また俺が1日みてられるタイミングで出かけてもらうという方法もあるが、これだと「かわりにやってもらう」的な申し訳なさでなかなか用事を作れないような気がする。

なので、思い切って権利として◯◯日は自由に使えるように設定してしまうと良さそうだ。

ひとによって受け取り方は様々あると思うが、我が家的には大変フィットする内容だったので早速導入することにした。とりあえず年間20日で取得タイミングについてはは事前に要調整という形にしている。

ところで父親はどうだろう?

。。。と、そういう話を家庭内でしてる時に父親にも有給休暇があると良さそうとふと思った。

確かに会社では有給休暇をはじめにいくつかの休暇制度があるが取得理由はほぼ家庭の用事だったりするわけで、例えば勉強会などのイベントでの外出や、家のなかにいるけど1日中趣味のことをやる日なんかは↑と同じような「申し訳なさ」で敬遠しがちである。

夫婦ともに(少しでも)積極的にやりたいことをやるには、お互いに有給休暇という枠を作ってしまうのも良いのではないか?

そんな話を切り出してみたところ、あっさりOKがもらえたので父親についても母親と同様の条件での有給休暇制度がスタートした。

なんとなくで生じる動けない感

今回家庭内に有給休暇制度を導入したのは、なんとなくお互い我慢してるせいで「何かをできない」を防げるのではないか?という仮説の検証である。

なんでもかんでもルールを作ればいいというわけではないが、特定の人が我慢しがちだったりお互い変な気を使って空回りしてるようなケースは、明確なルールを設定することでうまく回るようになるのではないか?と。

また、子供だけでなく親も成長することをやめちゃいかんなぁという危機感もあったりするので、何かにチャレンジする時間は積極的に作っていかないとなぁとも思っている。

(また、そういう姿勢は子供にも見せていきたいとも思っている)

我が家の有給休暇制度

まだはじめたばかりの有給休暇制度だが、我が家版のルールを紹介しておく。

・年間20日間(1/1はじまり) ・取得については日程など事前に調整 ・年末の余剰については繰越をしない(暫定) ・子供が関係しない用事で実家に預ける場合などは2人の有給休暇を消費 ・半休などの時間休暇については今後の状況をみて導入を検討

実際に運用していく中で新たに気づきが出てきた場合は共有していきたい。